私のおじいちゃん。 | 同棲までの永い道程

私のおじいちゃん。

成瀬さんの記事を読んで、
思い出した事が一つ。



私のおじいちゃんは
いつも私のためにお菓子をたくさん買ってきてくれました。


しかも何かイベントの時期になると、
それにちなんだお菓子を大量に買っていました。

ひなまつりならひなあられ、
クリスマスなら小さな赤いブーツに入ったお菓子等…。


しかも老人なので、
若い子が選ぶものよりは少し
年配向けのものだったりします(;´Д`)


そんなおじいちゃんは、
バレンタインの時期になると
当たり前のようにチョコを買ってきました。


子供ながらに私は、
受け取る側として何だか恥ずかしかったのを
覚えています。



おじいちゃんは何で
チョコレートまで買ってくるんだろう。
恥ずかしくないのかな?


そんな風にいつも思っていました。



そんなおじいちゃんが亡くなって、早3年。
今なら、その時のおじいちゃんの気持ちが
少しわかるような気がします。


おじいちゃんは私に食べさせたいって気持ちだけで
恥ずかしいなんて事は
少しも考えなかったんでしょうね、きっと。


今となっては、そんなおじいちゃんに
感謝の気持ちを言えなかったままってことに
ほんの少しだけ後悔しています。


今まで思い出す事もなかったのに、
何故か今年は思い出してしまいました。

これからはきっと、
バレンタインになる度に
思い出す気がします。




おじいちゃん、ありがとう。