今日の運勢は最悪でした。 | 同棲までの永い道程

今日の運勢は最悪でした。

チハたんとこでやった、犬占いの今日の運勢が

この夜が明ける頃には 君を連れてこの街を出る

ものすんごく当たってしまった…。

捨て猫の様に寒さに震えて 誰も皆何かを待つだけ

日付変わったからまたやってみたんだが、


同じ内容だったんだけど…。

そうさ何も落ちちゃいない このままじゃ失うばかりさ

どんなんやねんっ!



さあ君の小さな肩を 離さぬ様 この海を渡ろう

吹き付ける雨にも負けず 僕らの夢と 幸せのコウカイ



つーかさっきまで、どん底だった。

やがて嵐も 消えてなくなり 海の向こうに求める場所が

そりゃあもう、ほんとに底だったね…。

君の喜ぶ顔がうれしくて 転がる夢に目を奪われてる

本気で消えて無くなりたいって思って、


私が消えていなくなれば、

いつしか僕は繋いでた手を 離したことも気づかなくなってた

たくまも気持ちに気付いてくれるかな、とか…

あの頃憧れたこの夢の為に 本当に君が必要としたもの

そんな馬鹿な事考えたりしてた。




久しぶりに吐き気もきて、

この手を離れ 流されて行く 僕をここに残したまま

風呂入ろうとしてんのに、その場にうずくまったり…。

捨て猫だった 凍えそうだった 何もなかった ただ がいた

今は吐き気もおさまったし、気持ちも落ち着いた。





来れんでもいいから、せめて連絡くらいほしかった…。

そして僕は壊れかけのこの船で いつかの様に風吹くのを待って

そしたら即行寝たのに。

流れ行く暮らしに安らぐ度に 癒える事なき赤く開く傷を

待ってるだけは、本当に辛い。





月曜から、たくまは新しい仕事になるから、

情けなくなる程のつくり笑顔の中に 

明日(つーか、もう今日か)会えたら会いたいな…。

見えぬ振りして逃げそうになるけど

もう付き合ってるわけじゃないんだから、

次の向かい風に迷わず行かなきゃ 

ワガママは言えないけど…。

この風が生まれる何もないあの場所へ…